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数値計算
「数値解析」や「数値計算法」と呼ばれる講義です。我が母校では「計数物理工学A」という意味不明の講義名でした。
数値計算は、ほとんどの理学・工学系の学問領域で必要になる技術です。 様々な技法がありますが、突き詰めれば連立一次方程式の繰り返し計算による解法、行列の固有値固有ベクトルの計算法、高速フーリエ変換に尽きるといってもよいでしょう。 また、情報工学・情報科学といった学科の学生でない限り、夫々研究に使用する開発環境に応じたライブラリを使用して計算をすることになりますから自分自身でコーディングすることはないでしょう。 従って、情報系以外の理学・工学系の皆さんは各計算法の原理や使用条件・適用限界などを理解することに重点を置いてください。
ただし、常微分方程式の初期値問題や数値積分のように単純な漸化式の計算や基本的な平均・分散・相関の計算に帰着する程度の問題は、開発環境やプログラミング言語に依らずコーディングできなければなりません。
おしらせ
このページでは講義中に使用したスライドや、レポート課題,レポートの書き方,その他参考資料 などのドキュメントを提供します。これを活用して講義の予習・復習を必ず行って下さい。ただし、単にこのページのコンテンツを印刷するだけでなく、自分の手を動かして、プログラミングをしない限りプログラムを書くことができるようにはなりません。
講義内容
講義期間中は講義で使用したスライド(PDFファイル)を配布します。
今後の講義計画
現在、シラバスからの変更は特にありません。
レポート課題(予定)
レポート課題についての注意
レポートの書き方
- 用紙はA4横書き・左とじ
- 2枚目にも学生番号と氏名
- 実行結果の数値だけのページは不要
- 少なくともソースリストはプリント(他の部分は手書きでもよい)
- グラフは縦軸と横軸に注意
- 提出締切厳守
- 提出場所:17号館3階垣谷研究室
- 最終課題以外のレポートは返却する。返却日は講義中に指示する。
- 考察のないものは採点しない
レポートの形式は必ずしもここに挙げたようなものでなくてもよい。重要なことは何に関する報告なのか、レポートを読むだけで、読み手に伝わるように書くことである。評価にあたってはオリジナリティを最も重視する。どこかの参考書を丸写しにしたような考察では、考察がないのと同じである。