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travel:london7

ロンドン通信

London初日編

4月8日の夜はOak Inn(前回やっとついたGuest House)のちかくのEurope Foods(どうやらスーパーマーケットのチェーン店らしい)で明日の朝飯にパンとチーズとミルクを買って(Guest Houseには食事はつきません。これで1日£45も取るかあ!)その日はおやすみです。 翌9日はいそがしい一日となりました。 まず、警察で外国人登録です。 なかなかに大変、と噂される外国人登録ですが、こちとら日本から給料をもらってんだから何も臆する所はない!とはいうものの大変でした。 Imperial collegeで働くというのはいいのですが、『所属は何処だ』と聞くのです。 『physicsだ』『physicsの何処だ』『そんなもん知らん』これでは話になりません。 なんとか理解をしてもらった後『で、Imperial collegeの住所は?』『知らん。こっちはLondonに着いたばかりだ』これも話になりません。 まあ、はっきりいって私は何も知らないのです、はずかしながら。 それでもなんとかGreen Cardをもらい、正しい外国人労働者となったのでした。

次は役に立たないと評判の日本大使館です。 といっても別にすることはなかったのですが。 ここが大使館だよ!というのと、いくつかAplication formをもらってきました。 このへんで御昼です。 JRDCのOfficeに立ち寄ったあとその近くのKorean料理を食べに行きました。 焼肉定食みたいなのを食べて£10! はやく大学の学食で昼飯が食えるようになりたい!1) さて昼食が済むといよいよ最も大切な銀行口座の開設です。 ちゃんと4月分の給料が振り込まれないと5月の給料日まで水だけで暮らさなければなりません。 住居のdepositの分ぐらい前金で欲しかった! Imperial college内部にNat Westがあるという指摘もなんのその、我々が連れて行かれたのはいわゆるCityのGrace Charch StreetにあるBarclays Bankです。 (あとから思えばNat West(National Westminster Bank)か、同じBarclays Bankでも大学の近くのBranchにしてもらえば良かったのですが。) ここではpersonal banker managerのBrian Marshallおじさんが直々に相手をしてくれました。 しかしこの人の英語は判らん!(その後電話だとよく判ることが判明) いくつかのApplication formに記入し、サインをし、オモチャをもらって帰ってきたのでした。 (日本の銀行でも口座をつくったりすると何かくれるじゃないですか。どういうわけかミニカーをひとつくれました。)

家探し編パート1

4月10日
事業団のI氏に連れられてFinchleyにあるJAC Propertyという不動産屋にやってきました。 ここは日本人スタッフが案内してくれました。 ここで扱っている物件は全体的にいって若干高いかなとおもいますが、しょせん700 pondsまでは事業団もちだし、困ったときには日本語で文句をつけられる、ということもありこの不動産屋さんでお願いしようということになりました。 (英語で事実は表現できる(?)が、日本語でなければ感情、特に怒りは表現できない。)

さて、この日の目玉はなんといってもHighgateのstudioでしょう。 家賃は750 ponds per monthで少し高めですが(どこが「少し」だ!)、森のすぐそばで景色はよく、Northern LineのHighgateから歩いて5分。 間取りは一階が小さなキッチンのついたダイニングとリビングを兼ねた大きな部屋(こういうのをStudioというんだよ)で二階が寝室とバスになっています。2)

この他にもFinchleyの2 bed roomの豪華Flatなど、学生時代には考えられない、いや日本では考えられない程の豪華絢爛な住宅を見せられました。 (このぐらいで驚いてはいけなかった。 後に訪問したNECや昭和電工から来ている人はもっと田舎で、それこそ日本なら大邸宅に住んでいた。)

もっとも学生気分の抜けない我々の結論は「高い!遠い!」の一言でした。 そこで南部のputneyのofficeを教えてもらいました。

明日はputney-wimbledon方面だ!

家探し編パート2

昨日案内された北部Finchley地方(こんな言葉はありません)と比べると南部Putney地方(もちろんこんな呼び方はありません)はひと味違います。 北は緑が多くいかにも高級感があふれているのに対し南はなんか庶民的です。 もちろんWinbledonやらChelseaやら高級住宅街もあります。 結局のところ「これ!」といった物件は4つ程ありました。 Olympia近くの£650のstudio、同じ建物の£850のFlat、Earl's courtの£650のFlatそしてChelsea(!)の£715のFlat(数字はすべて一月の家賃です)の4つです。 Dr. KはChelseaの£715とHighgateの£750のどちらかを考えていたようです。 私はもちろん「しぶちん」ですからOlympiaの£650かEarl's courtの£650です。 身銭は一銭も切るもんか! (そういう意味では£700justがいいんですが。 正確にはJRDCから出るのは£699までです。) 結局シャワーやトイレの問題はありましたが(両方壊れていた)、交通の便を考えて壊れているものを修理し、lightやmicro waveを買ってもらうことを条件にEarl's courtに決めました。 なんせ大学まで15分、駅まで5分は魅力的です。

もちろんmanagerが美人だったから、という理由ではけっしてありません!

1)
まだ学生気分が抜けてませんね
2)
Highgateのstudioですわよ、奥様!今から思えばこれにしとけばよかった
travel/london7.txt · 最終更新: 2022/08/23 13:34 by 127.0.0.1

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