このサイトの著作権に関して
定義
私(垣谷公徳)がワールドワイドウェッブを通じて発信しております情報に関する著作権ポリシーは以下のように規定します.
用語: ここではURI:http://sstweb.ee.ous.ac.jp/およびhttp://sstxp.ee.ous.ac.jp/以下のコンテンツ群をこのサイト,各コンテンツを構成する個々の情報をページと呼びます.
このサイトのコンテンツに対する著作権の考え方
- このサイトのコンテンツに関する著作権は原則として垣谷公徳が保有します.
- 垣谷以外が著作権を有するコンテンツについては,著作権保有者を各ページに明記します.
- ASE/DacapoはCAMPがGPLの下に公開しています。従ってASE/Dacapoに関するコンテンツはGPLの適用を受けます。
私はウェブコンテンツを通常の紙媒体の出版物と同等なものと考えます.私が著作者であり,出版社であり,流通業者(の一部)であり,書店です.その認識に立った上で以下のことを宣言します.
- 書店としての一切の権利を放棄します.全てのコンテンツの閲覧や保存は無料です.
- 出版社としての権利を放棄するとともに,出版社に道義的に求められる義務を履行しません.
- 流通に関しては,岡山理科大学のリソースを利用しておりますので内容その他本学の規定に従います.
- 著作者人格権侵害行為に対する対抗措置以外には,著作財産権を行使しません.
解説
- ウェブで情報発信をしているのですから当たり前ですね.また、私立大学であっても私学助成金という公金をいただいて教育と研究をしている以上、無償での情報公開は必須であると考えております。講義資料へのアクセスに制限をかける向きもあるようですが、学生が払っている授業料の価値はそんなところにあるんじゃなくって、我々の講義というパフォーマンス(興業)にあるのだと理解しています。いわんや、国公立大学法人大学においては、・・・。
- うちの出版物(?)を他社(?)が出版しても異議を申し立てません.(もちろん著作者の了解はとってくださいね.)在庫管理(?)はしません.乱丁,落丁の場合でも交換はできません.返品には応じかねます.
私はインターネット,特にウェブが現在の出版のあり方を大きく変えるのではないか,いや変えて欲しいと思っています.これについては別稿で. - 実際の出版業界においても流通ってのは大きな権力なんですね.大学の方針にはもちろん従います。が、ネットワーク関係の大学の方針に対して誰の声が大きいかというとこれはもう・・・私からは言えません。<fc #c0c0c0>情報ポリシーに関して、誰が内閣法制局や思てんねん、なめんな,
クレーマー。</fc>
- 著作者人格権と著作財産権のあり方,例えば合衆国と日本の違いなど,については議論のあるところですが,私は日本の著作権の考え方も悪くないと思います.基本的にはパブリック・ドメインやクリエイティブ・コモンズの考え方を支持しますが,著作者人格権は著作者に貼り付けとくべきだと思います.これについては別稿で.
その他の諸問題に関する見解
リンクフリー
リンクフリーって変な言葉ですね.これ以降は使いません.私はリンクに許可がいるとは考えません.
ウェブを出版物と同等なものと考えていますので,リンクは単に「参考文献」とか,「わが家の蔵書一覧」とか,「参考書リスト」とかにすぎません.HTMLのAエレメントを用いて情報へのアクセスを容易にしているだけで,他者が自分の著作物に単に私の著作物のURIを引用するだけのことをどのように妨げられるでしょうか.(もちろん反語です.)
特に,出版物に対しての「新刊案内」や「書評」に相当するようなサイトからのリンクは歓迎こそすれ,拒否することはできません.それどころか「書評」のアナロジーで言うなれば,仮にコンテンツに否定的なコメントをつけてリンクしている場合においてすら拒否することはできないでしょう.唯一クレームをつけるとするならば名誉棄損にあたるような場合だけです.
つまり,「大学教授のくせにこんなこと書いていやがる.レベルが低いね.」というようなリンク,というか評価は甘んじて受けねばなりません.しかしながら「垣谷のやつこんなこと書いていやがる.これだからハゲはいやだね.」には断固戦います.(私が禿げていようが,いまいが関係ありません.)
もちろんサイトの構成で著作人格権を侵害するようなリンクの仕方(フレーム内に他人のページを表示したり,アドレスバーなしのポップアップウインドウで開いたりすることを意図したもの)には断固異議を唱えます.(そもそも私はフレームもポップアップウインドウも大嫌いです.まっ,私の感情は関係ありませんが)
直リン禁止?
これも変な言葉で実は最初意味が判りませんでした.Deep Linkと呼ぶ向きもあるようです.何度も述べますが,私は現状ではウェブを出版のアナロジーでとらえるべきだと考えていますので,参考文献を指定する際に書籍の表紙しか指定してはいけないというようなナンセンスなことは思いもよりませんでした.
だいたい,ドキュメントルート以下のファイル階層にアクセス制限をかけていない情報を置いている段階で,それをどう扱われても文句は言いようがないと思いますが.
ただし、前述のように出版社としての責任を負いませんので、リンクが切れていても当方は一切関知いたしません。これは、改訂の度にページ番号がずれている様なもんだとでも思って下さい。ドキュメントルートにアクセスしていただければ、旧コンテンツにもたどり着けるよう努力はします。
また、ドキュメントルートにアクセスしてデフォルトで表示されるページからリンクをたどってもアクセスすることができないコンテンツは、公表権を留保しているとお考え下さい。すなわちご覧になるのは勝手ですが、その存在の公表や内容の引用はお控え下さるようにお願いいたします。