linux:計算結果の可視化
計算結果の可視化
結晶構造・原子配列
結晶や分子を構成している原子の配列を可視化する場合、原子の種類とその座標をxyzファイルフォーマットで保存しておくと、Jmol, iMol, RasMolといったアプリケーションを使って描画することができる。pdbファイルも同様に使えるが、xyzファイルのほうが圧倒的に易しいのでこっちをつかう。
y=f(x)型プロット
単純な一変数の関数のグラフはAbscissaを使う。使用法は「Abscissa実習」を参照。
z=f(x, y)型プロット
二変数の関数のグラフは主に
- 二次元のポテンシャル面
- STM像
- LEED/XRD回折像
- パターソン図
などの描画の際に必要になる。 二変数の関数の描画法には、
- 鳥瞰図
z=f(x, y)の図形を
- 線画
- 多面体
で記述するか
- 平面図
f(x, y)をx-y平面内で
- 等高線
- 色の濃淡
を用いて表すか のどちらかを使う
鳥瞰図(多面体)の描画は、次節「f(x,y,z)型」の作図法に準拠する。
鳥瞰図(線画)と等高線図には?GnuPlotを使用する。(→?GnuPlot実習)
濃淡図(グラデーションマップ)は、一旦pythonかawkでデータを処理した後ImageJを使用する。(→?ImageJ実習)
f(x, y, z)型プロット
三次元ポテンシャルや波動関数を描画しようとするとx,y,z全ての座標に依存する関数を描画する必要があるわけだが、これにはVMDやVESTAを用いる。そのためにはGaussian Cubeファイルフォーマットについての知識が必要になる。 また、ASEのVTKPlotを使うこともできる。必要になったときに個別に相談すること。
pdb ファイルの利用法
- sample2.pdb
- Si結晶のPDBファイル
- 実習 ?PDBファイルの作成
- ちょっとしたテクニック(Tips)
- Gnuplotでファイルに出力
- アニメーション用pdbファイル
- データをファイルから取り出す
xyz ファイルの利用法
- sample2.xyz
- Si結晶のxyzファイル
- 実習 ?xyzファイルの作成
- アニメーション用xyzファイル
- データをファイルから取り出す
linux/計算結果の可視化.txt · 最終更新: 2022/08/23 13:34 by 127.0.0.1