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seminar:温度制御の方法

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seminar:温度制御の方法 [2020/08/18 11:47] – 作成 kimiseminar:温度制御の方法 [2022/08/23 13:34] (現在) – 外部編集 127.0.0.1
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 小正準集団において、系の温度を一定に保つために人為的に速度をスケールする。 小正準集団において、系の温度を一定に保つために人為的に速度をスケールする。
  
-具体的には、系の実際の温度(運動エネルギーの平均から求まる温度)を<latex>{T}</latex>、設定温度を<latex>T_c</latex>とするときに、各時間ステップごとに+具体的には、系の実際の温度(運動エネルギーの平均から求まる温度)を${T}$、設定温度を$T_c$とするときに、各時間ステップごとに
  
-<latex>{\vec{v}'}_j={\vec{v}}_j\displaystyle\sqrt{\frac{T_c}{T}}</latex>+${\vec{v}'}_j={\vec{v}}_j\displaystyle\sqrt{\frac{T_c}{T}}$
  
-のように速度<latex>{\vec{v}}_j</latex>をスケールすると系の温度を<latex>T_c</latex>に保つことができる。ただし、<latex>{M}</latex>を系の自由度の数、<latex>{K}</latex>を系の運動エネルギーとするとき、+のように速度${\vec{v}}_j$をスケールすると系の温度を$T_c$に保つことができる。ただし、${M}$を系の自由度の数、${K}$を系の運動エネルギーとするとき、
  
-<latex>k_{\rm B}T=\displaystyle\frac{2}{M}\langle K \rangle</latex>+$k_{\rm B}T=\displaystyle\frac{2}{M}\langle K \rangle$
  
-で定義される。ここで、<latex>k_{\rm B}</latex>はボルツマン定数である。+で定義される。ここで、$k_{\rm B}$はボルツマン定数である。
  
 <note> <note>
seminar/温度制御の方法.1597718864.txt.gz · 最終更新: 2022/08/23 13:34 (外部編集)

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