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misc:モンティ・ホール・ジレンマ

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misc:モンティ・ホール・ジレンマ [2018/05/09 10:23] – [はじめに] kimimisc:モンティ・ホール・ジレンマ [2022/08/23 13:34] (現在) – 外部編集 127.0.0.1
行 26: 行 26:
 素直に考えれば「選択する扉を1から2に変更すると,車が当たる確率は2倍に増える」という答えになるだろう.  素直に考えれば「選択する扉を1から2に変更すると,車が当たる確率は2倍に増える」という答えになるだろう. 
  
-===== [略解=====+===== 略解 =====
    
 最初に選択した扉1が当たりのとき司会者が扉3を開ける確率は1/2.\\  最初に選択した扉1が当たりのとき司会者が扉3を開ける確率は1/2.\\ 
行 37: 行 37:
 そこでちょっと方便を弄してみよう.  そこでちょっと方便を弄してみよう. 
  
-===== [方便=====+===== 方便 =====
    
 同じ番組が6○回あって回答者は毎回扉1を選んだとしよう. 同じ番組が6○回あって回答者は毎回扉1を選んだとしよう.
行 63: 行 63:
 この時点での扉1があたりである確率をあつかうことにする. この時点での扉1があたりである確率をあつかうことにする.
 ただし,司会者は扉1を開けることも,扉2と扉3とで当たりの方の扉を開ける事もないとする. ただし,司会者は扉1を開けることも,扉2と扉3とで当たりの方の扉を開ける事もないとする.
-まず,扉1,扉2,扉3がもともと当たりの確率を//p//<sub>1</sub>, //p//<sub>2</sub>, //p//<sub>3</sub>とする.当然p1+p2+p3=1である.扉2もしくは扉3が当たりのときは司会者には選択の余地は無く扉3もしくは扉2を開けなければならないが,扉1が当たりのときだけは司会者は扉2か扉3かのどちらを開けて見せてもよい.このようなとき,司会者は確率//q//<sub>2</sub>で扉2を,確率//q//<sub>3</sub>で扉3を開けるものとしよう.もちろんここでも//q//<sub>2</sub>+//q//<sub>3</sub>=1である. +まず,扉1,扉2,扉3がもともと当たりの確率を$p_1$//p//<sub>1</sub>, //p//<sub>2</sub>, //p//<sub>3</sub>とする.当然p1+p2+p3=1である.扉2もしくは扉3が当たりのときは司会者には選択の余地は無く扉3もしくは扉2を開けなければならないが,扉1が当たりのときだけは司会者は扉2か扉3かのどちらを開けて見せてもよい.このようなとき,司会者は確率//q//<sub>2</sub>で扉2を,確率//q//<sub>3</sub>で扉3を開けるものとしよう.もちろんここでも//q//<sub>2</sub>+//q//<sub>3</sub>=1である. 
 扉1が当たりで扉3を開ける確率は//p//<sub>1</sub>x//q//<sub>3</sub>,\\  扉1が当たりで扉3を開ける確率は//p//<sub>1</sub>x//q//<sub>3</sub>,\\ 
 扉2が当たりで扉3を開ける確率はp2×1=p2,  扉2が当たりで扉3を開ける確率はp2×1=p2, 
misc/モンティ・ホール・ジレンマ.1525828982.txt.gz · 最終更新: 2022/08/23 13:34 (外部編集)

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