表面の上の分子の回転
岡山理科大学
加地博子、垣谷公徳、矢城陽一朗、吉森昭夫
はじめに
Ru表面やPF3分子とはどのようなものでしょうか
Ru表面と3フッ化リン分子
Ru表面上のPF3分子の吸着の様子
表面上でPF3分子はどのように回転しているのでしょうか
電子線刺激脱離イオン角度分布(ESDIAD)
ESDIADの結果
分子の向きの被覆度依存性
どのように考えたら回転状態を説明できるでしょうか
噛み合った歯車の模型
回れる歯車と回れない歯車
分子軌道計算
歯車を回すエネルギー
その考え方でうまくいくかどうか検証してみましょう
計算機シミュレーション
分子の間に力が働かない場合
分子の間に分子の向きに応じた力が働く場合
表面への吸着の様子
結論
関連論文
Surface Science,
363
(1996) 326
Elementary Processes in Excitations and Reactions on Solid Surfaces,(Springer-Verlag, 1996), p.231
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382
(1997) 1
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(2001) 305