====== VESTAファイル作成法 ====== Dacapoの出力ncファイルから波動関数可視化のためのVESTA用ファイルの作成。スーパーセルが斜方晶の場合にはcubeファイルを直接VESTA.appに読み込ませればよい。 - 適当なディレクトリを作り、そこにncファイルをコピーする\\ ただし、バンド分散の計算に使ったncファイルは使わないこと。電子状態の数×波数の数だけの大量のファイルができるので注意。 - ncファイルをコピーしたディレクトリにcdで移動し、getwfsを動かす。 $ cd ab335/ $ ls ab335.nc $ getwfs -a ab335.nc ab335.cube GetWaveFunction: kpt = [-0.375 -0.375 0. ] GetWaveFunction: kpt = [-0.375 -0.125 0. ] ... $ ls ab33500k0.cube ab33502k1.cube ab33504k2.cube ab33506k3.cube ab33508k4.cube ab33510k5.cube ... スーパーセルが斜方晶以外の場合(六法晶を含む)、cubeファイルから直接VESTA.appで描画することはできない。((VESTAのバージョンアップでできるようになっているかもしれないので確認すること))そこでcubeファイルをラッピングしたvestaファイルを作成する。 - cubeファイルを一つ選び、makevestaを動かす。 $ makevestafile -e ab33500k0.cube ab335.nc ab33500k0.vesta $ ls ab33500k0.* ab33500k0.cube ab33500k0.vesta - できたcubeファイルとvestaファイルの両方をMacintoshに転送する。 - 転送したcubeファイルとvestaファイルの両方を同じフォルダに置いた状態でVESTA.appにvestaファイルを食わせる。