====== CO(一酸化炭素)の全エネルギー計算 ====== 最も簡単な計算の例として、一酸化炭素(CO)の[[:seminar:計算の種類|一点計算]]を行う {{:seminar:co_in_a_box.png?200 |CO in the box}} 図のように、一辺4Åの立方体の箱の中に炭素原子と酸素原子をひとつづつ入れて電子状態と電子系のエネルギーを計算する。この箱が周期的に並べられている と考えることで、波動関数や電荷密度のフーリエ展開が可能になる。ただし、炭素原子と酸素原子の原子間は1.1Åとする。 ===== 実習 ===== - [[first_calculation|初めての第一原理計算]] - [[step_by_step|インタープリタで一歩一歩]] - [[minimal_script|スクリプトで自動計算]] - [[設定できる計算条件]] ==== 演習問題 1 ==== - 周期境界条件を適用する**箱**の大きさを変化させると計算結果はどのように変化するか。[[:周期と基底の数|→演習]] - 全エネルギーのカットオフエネルギー依存性を求めよ。[[:seminar:エネルギーカットオフ|→演習]] - CO2について同様の計算を行え。[[:co2の全エネルギー計算|→演習]] [[:計算機実習:演習討論]]